ある、スポーツのブランドからギア数型の依頼が来ている。
バッグのようでバッグではない。
この様な仕事は、初めてだ。
まずは、デザインから。
あくまでも競技用なので耐久性が求められる。
先方との打ち合わせでは、「ここのポケットには、何を入れますか?。」
「体にはどの様に装着しますか?。」「それってどの様に使いますか?。」
など質問しまくった。
何せ自分は、このスポーツの経験が無いので、というより見る機会もあまりない。
(○○さん、ゴメンナサイ)
競技中の使い勝手やギアをどのように使うのかががわからないのだ。
さて、どう料理して行くか...。
今、全くイメージできていない。
縫製の事を考えてデザインを起こすのが難しい。
でも、それが出来てこそのプロだ。
何故か、難しい仕事程楽しい。
俺、変態かなと思う時がある。
でも本当に楽しいと思える自分ががいる。
ギアの良し悪しは、選手達の成績に影響を与える。
選手がこのギアを使って良い成績を出せたとしたら
それこそこの上ない幸せだ。
今は、そのシーンを想像しながら格闘する。
今までの経験上、「大変で苦労して生み出した商品ほど売れる。」のだ
と自分に言い聞かせつつ頑張ろう!。